●2013年10月31日に、ワンマンライブを開催するソロシンガーのアサコさん。ukishizumiでもキーボードコーラスとして参加していただいていますが、本当にたくさんのユニット、プロジェクトに参加されていて、それぞれで違う一面を見せています。多彩な活動のご紹介と、音楽との慣れ初め、目前に迫ったワンマンライブへの思いを、語っていただきました。

 

■アサコ

 

歌うたい。アメリカ シアトル生まれ、東京育ち。数々のバンド、弾き語り活動などを経て、現在の活動スタイルに至る。ソウルフルでパワフルなシンガーとしてはもちろん、パフォーマーやダンサー、劇団などとコラボレートする多彩な音楽家としても、日々成長中。

 

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2013年10月31日(木)

吉祥寺STAR PINE'S CAFE

 

アサコ ワンマンライブ
『多重彩声 VOL.3 ~秋~』

 

open 18:30
start 19:30
前売¥2700(ドリンク別)
当日¥3000(ドリンク別)

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“シンプルにストレートに、歌が伝わってほしいので、素直な気持ちで、歌いたいものを歌ってる”

 

 

ー まずは自己紹介を兼ねて、どんな活動をしている人なのか、からお聞きしたいと思います。本職というか、メインの活動はソロの歌い手さんですよね?

アサコ   そう、アサコという名前で、ソロシンガーとして活動しています。前はピアノ弾き語りで活動していて。そこからサポートでピアノやギターをお願いするようになって、アコースティックな編成でライブをすることが多くなりました。最近はバンド編成でライブすることも増えてきたし、本当に、イベントに合わせてというか、会場に合わせて歌いやすいように編成を組む、という感じです。

ー 10/31のワンマンライブも、編成は、主にバンドですよね?

アサコ  一部はピアノと歌でシンプルに、二部はバンドでやる予定です。ピアノの伊澤知恵さん、ギターのMicckyこうたくん、ドラムの山川さやかちゃんは、いつも支えてくれてお馴染みのメンバーです。ベースのカワイヒデヒロくんは小学校中学校の同級生で、一緒に演奏するのは久々。それもすっごい楽しみです。彼、最近大活躍してるんですよー

ー 特にここを楽しみにしてて!というところはありますか?

アサコ  ゲストに、ダンサーのTAKAKOさんを招いて、初めてコラボします。前回のワンマンでは兄(ダンサーのYASU-CHIN)に出てもらったんだけど、彼女は昔からよく兄と一緒に踊ってるダンサーさんで、可愛くてセクシーで、表情豊かな方なので、一緒にできるのがすごくうれしいです。あと、とあることにも挑戦しようかと。これは当日のお楽しみ!

ー まだアサコさんのソロを聴いた事がない人に、どんな音楽かを、説明というか、紹介していただけますか?

アサコ  もう、POPSというか、わかりやすい音楽です。初めて聴いた人でも楽しめるもの、じゃないかなと、自分では思ってます。シンプルにストレートに、歌が伝わってほしいので、難しいことやろうとしてもできないし(笑)、素直な気持ちで、歌いたいものを歌ってるって感じです。特に10/31はワンマンだから、いろんな曲を用意していて、昔の曲から新しい曲まで、たくさん歌いたいものがあるから、じっくり聴いてほしいです。

 

ー アサコさんはソロでの活動以外にも、多岐に渡る活動をされてますよね?

アサコ  まず「tact」というユニットもやっています。私はピアノ弾き語り担当で。パントマイムなど、パフォーマンスをする、いしまつしょーこと二人で、歌と動きで物語を奏でる、というか、そこに実際にはないものを、歌だったり歌詞だったり、動きだったりで、お客さんにイメージしてもらう、という活動をしてます。

ー 動画を拝見しましたが、とても楽しそうでした。ライブハウスなどにも出演されるんですか?

アサコ  ライブハウスでは定期的にはやっていなくて、たまーーに。イベントで呼んでいただいたときと、あとは幼稚園や児童館とか、子供達に見せる機会があったり、ですね。

 

あと「Harbie jeebies」っていうジャズコーラスグループもやっています。ピアノの伊澤知恵さんをリーダーに、ボーカルЯIREさん、ボーカルとビオラの中島伊代ちゃんと私の4人でジャズのスタンダードを歌ったり、他にも映画音楽、ミュージカルのカヴァーとかやってます。

ー 最近は即興演奏にも取り組まれていると聞きましたが。

アサコ  そう、ピアノの知恵さんも所属している即興演劇集団『TILT』に誘って頂き、ゲストで出させてもらったんです。台本のない、お芝居をしている集団で、私も即興で歌わせてもらいました。この団体、本当に面白いし感動するので是非観てほしい!私は普通にファンでライブに行ってました。

それとは別に、知恵さんと以前とあるイベントでお客さんにいただいたお題で即興で演奏したことがあって。そのときの曲がもとでできた曲もあったり。

 

 

 

 

シアトル生まれの東京育ち、アサコさんの歴史

 

 

ー 生まれはシアトルなんですね。何歳くらいまで向こうにいました?

アサコ   シアトルにいたのは6歳くらいまでかな。おじいちゃんおばあちゃんが向こうに住んでるので、小さい頃は2年に1回くらいは行ってました。

ー 向こうでの体験というか、音楽にまつわる思い出ってありますか?

アサコ  シアトルではないんだけど、日本に来て、またすぐ父の仕事の関係でニュージーランドに行ってたとき、9歳か10歳のころかな、車のなかで聞いたカーペンターズのカセットはよく覚えてます。今でも「イエスタデイ・ワンス・モア」とかがどこかで流れてると、当時のその家までの夜道がふっと浮かんだりする。

ー ちなみに、初めて買ったCDってなんですか?

アサコ  確か小学校の時に、渡辺美里さんの「いつかきっと」かな。当時見てたドラマの主題歌だった。

ー いつかきっと・・・ワンダラーアン・・・?

アサコ  「ミルキーはママの味ー♪」じゃないよ?(苦笑)。



ー バンドに興味をもったのはいつ頃ですか?

アサコ  中学校のときに、バンドが好きな先生がいて、英語の発表会で歌わせてもらったのが、きっかけかもしれない。普通は、英語の発表っていったら、スピーチだよね。でもその先生はバンドを組ませて、歌わせたの。私は後から加入したかたちで、歌が大好きったから、凄く嬉しかったなー

ー なんの曲だったか、覚えてますか?

アサコ   「For your love」(Stevie Wonder)。中学生がやるには、ませた感じだよね。でも今でも大好きだから、たまにライブでも歌ってます。その時のバンドに、曲を作れる子がいて、その後はオリジナルとかもやったり。その時の歌詞が、まぁひどくて。この間部屋から出てきたんだよー。もう、ぐはぁ!ってなりました。。

ー とっても気になるので、一節だけでも教えてもらえますか?

アサコ   うーん。“Because I Love You” って書いてあったかな。あはははは。

ー いいエピソードだ。笑。時に愛は二人を試してますね。

アサコ   GLAYより私の方が先だよ!!

ー 遡って探せばいっぱいありますよ。笑

アサコ   高校もバンド組んで、高2くらいで自分でも曲を作り始めました。部活とかじゃなくて、学校の外で組んだのかな。そのバンドの曲も今やってたりしてます。

ー そこからはずっとオリジナルの曲ですか?

アサコ  いや、コピーもしたよ、椎名林檎とか流行ってて、高校の文化祭でやりました。お約束だけど、拡声器使おうとしたら、何か悪いことにつかうんじゃないかと思われたのか、先生が貸してくれなくてね。しょうがないから野球部からメガホン借りてきて・・。

ー 笑。

アサコ  メガホンでやり通したよ。一応、うけてたみたいだから良かったけど。先生も、お前そういうことなら言えよ〜って。。笑。それで、卒業はね、また違うバンドを組んで、吉祥寺WARPとか、下北沢GARAGEとかに出てました。ちょっとパンク寄りな、元気な感じで。そこから色々な人と出会って、今に至ります。



 

 

アサコさんの原点。好きなアーティストと、童謡“しゃぼん玉”

 

 

アサコ  小学校二年生のときかなー、みんなの前で歌の発表会があって。「しゃぼん玉」を一人ずつ歌ったんだけど、いちばん上手に歌えた子が最後に選ばれて、アンコールみたいにもう1回歌うっていう、内容だったのね。それに選ばれて、すっごくうれしくて、いま思うと、そこが原点なのかも。歌好きな父にしごかれてね。今でも、ライブで歌うことあります。

ー 普段からよくみんなの前で歌ってたんですか?

アサコ   いや、それでも小学校の途中までは人前で話したり、前に出るのが本当に苦手だった。学芸会でも、「あなたは声が小さいから、ネズミね」って言われて。

ー ネズミ?

アサコ  先生が役を決めるんだけど、ネズミって台詞がない役なの。それがすごくショックだった。私をネズミにしたその先生、この間ライブに来てくれてね。笑。声の小さい、人前に出れないイメージがあったのか、びっくりしてたみたい。笑

ー あの時のネズミが、こんなに立派になって・・・って?

アサコ  もうネズミの役なんて言わせない。笑。あ、でもね、役といえば、歌うときって、演技に近い気持ちがあるよ。曲によってスイッチがあって、そんな大げさなものじゃないけど、自分だけど自分じゃないというか。

ー アサコさんは、曲のなかに自分が登場人物として出てきますか?それとも第三者視点ですか?

アサコ  全部じゃないけど、ほとんどは自分がいるかもしれない。いや、自分じゃないんだけど、その登場人物になって歌うことは多いかも。ukishizumiのときに思うけど、そういうのは人によってまったく違うよね。佐藤くんの歌詞は、やっぱり、視点が別のところにある気がする。それが面白いの。私と全然違うからさ。うまく説明できないけど。私は、応援ソングがあったとしたら、ステージから全員を見て、一人一人を見ながら歌いたいし、そうしてると思う。でもukishizumiってそういう感じじゃないよね。聴いて何を考えるかは自由っていう感じ。

 

 

ー 好きなアーティストって、聞いても大丈夫ですか?

アサコ   さっき話しに出てきた、カーペンターズや、スティービー・ワンダーと、あとはキャロル・キングに、あ、ベット・ミドラー!!映画「The Rose」を見てから大好きになった。

しっかり発音して、明瞭な言葉で歌う人たちですね。スティービーはちょっと違うけど、カーペンターズなんかまさにそうで、英語の教科書にしてもいいって言われるくらいですから。

アサコ   ベッド・ミドラーもそうだしね。あとシンディー・ローパーも大好き。震災直後のライブを見に行ったんだけど、最後に「True Colors」を歌ってて。ずっと、大丈夫だよって客席に語りかけててね。偉大だなって思ったよ。

 日本のアーティストだと、誰か思いつきますか?

アサコ  中学生のときは、たまたま近くの大学の学祭で来てたhitomiを見て、可愛過ぎてハマってしまいました。ファンクラブに入って、ひとりで武道館に見に行ったり。

ー 「There is」という曲、好きです。ドラムがめっちゃかっこいい。

アサコ  それ、ピアノ弾き語りでやった。笑。というか今思えば、それが初めての弾き語りだったかもしれない。高校の音楽の先生が、ブラバンで有名な先生だったんだけど、ピアノ弾けない人にもピアノで試験させるような無茶な先生でね。笑。その試験みたいなので、初めて弾き語りしました。

ー あの曲はギター始まりですけど、ギターには興味なかったですか?

アサコ  ギターはね、中学のときの臨時できた音楽の先生に、ギター始めたいんですけど何買えばいいですか?って聞いたら、「ぞうさんギターでいんじゃね?」って言われて、買ったけど、なんだか好きになれなくて・・。私それで人生変わったと思う!!わかんないけど、あの時もっと違うギターを買ってたら、違う音楽人生だった気がする。

ー ピアノでよかったと思いますよ。笑。今に繋がってるわけですし。

アサコ   そうだね。笑




 

ー では最後に、ワンマンを楽しみにしている方々に向けて、一言お願いします。

アサコ   それぞれの気持ちで、楽しんでもらえたらいいなぁと思います。気兼ねなく、来ていただければうれしいです。心からお待ちしてます。

 

 

おまけ

 

ー ちなみに、10/31ってハロウィンですよね。いまいち何をする日なのか、よくわかってないんですが、アメリカではやっぱり盛大に祝うものなんですか?

アサコ  いや、基本は、子供達が仮装して、近所を回ってお菓子を貰うだけだと思うよ。お菓子くれないといたずらするぞ!!って言って、たくさんお菓子貰って帰る日っていう感じ。

ー 秋田のなまはげみたいなもんですね。泣く子はいないかって近所を練り歩いて、お酒とか貰う。

アサコ   えーとね、たぶんね、違うと思うよ。笑。私は、お菓子貰える日としか思ってなかったな。

ー お菓子貰って歩いて、最後はパーティーみたいにならないんですか?

アサコ  子供のイベントだしね。家に帰って、家族に、こんなに貰ったって報告して、終わりじゃないかな。ただ、仮装はたくさんしたよ。お姫様みたいなのとかピエロとかも着させてもらったし、兄は従兄弟とマリオ&ルイージになってたり。何年か前にハロウィンの時期に向こうに行ったけど、仮装用に「MAIKO」っていう衣装が売ってた。笑。着物風だけど、全然着物じゃないの。あ、あと、ニュージーランドにいたときは、私、空手着で近所をまわったよ。

ー 空手着!?日本風なものを強要されたんですか?

アサコ   いや、空手をほんとにちょっとだけ習ってて、仮装これでいいやって。笑。一緒にまわった友達は、可愛い黒猫の格好しててね、隣の私は空手着。

ー シュールですね。ぜひワンマンでも空手着を・・・。

アサコ 着ません。笑

 

 

 

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●「tact」

 

 

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